その科学が成功を決める

  • 文藝春秋 (2010年1月26日発売)
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・無力感が成功率を下げ、精神と肉体の健康を保ちにくくする。

・幸福には有形無形のメリットがあるというが、幸福とはなんだろう?

・幸福感の50%が遺伝で決まるならば、幸福を感じるための遺伝子が自分のDNAではかなり欠落しているのだろう。

・弱みは前半に、強みは後半に

・人に好意を求めることが、その人のさらなる好意を呼び起こす。人に何かを求めること、それ自体が悪だと考える自分としては大変気持ちの悪い実験結果である。

・ときどき失敗する人間の方が好まれる。完璧に見える人間にあこがれを抱く私には、これもまた心情に反する実験結果。

・社会的手抜き 1人あたりの生産性が集団作業では、個人作業のそれよりも小さくなる。ブレインストーミングにはあまり意味がない。

・植物、緑色で創造性を高める。

・レストランで注文を繰り返すこと、あれには確認だけではなく、真似ることで親近感を抱かせる効果がある。

・決断の前に、全く関係の無い作業を行い、無意識領域を働かせる。

・作業時間の見積もりは、過去の事例にかかった時間を参考にして各段階について求めそれを積算する。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 物語以外
感想投稿日 : 2011年6月12日
本棚登録日 : 2011年6月9日

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