母親と刑事が執拗に追った誘拐殺人事件があと一歩のところで時効を迎えた。失意の刑事は退職するが、同じ手口の誘拐事件が起きる。元刑事と警察は犯人を追うが。。。
現在の誘拐事件の犯人は誰かというのはだいたい予想がつくわけですが、そこに至るまでの緊迫感、15年前の誘拐との関連、それぞれの動機などが絶妙で最後までテンション高く見れる。
15年前の子どもがどのように死んだのかは終盤まで語られないのだが、それをラスト付近に持ってくるのはほんと脚本の妙だなぁ。
邦題はおそらくイ・ビョンホンの『悪魔を見た』(この邦題は原題どおり)を意識してのことだと思うが、どっちも韓国映画は復讐が重い。。。
悪魔などいなかったのか。いや、殺人事件の時効というシステムこそ人を狂わす悪魔なのかもしれない。。。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
映画(ミステリー・サスペンス)
- 感想投稿日 : 2016年2月22日
- 読了日 : 2016年2月22日
- 本棚登録日 : 2016年2月20日
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