読む人によって、「この一家は宇宙人なのか?それとも、ただの狂人なのか?」が分かれそうだ。
「そんなことは些細な問題だ」という人もいそうだし、私もそう思いたいのだけれど、最後の場面が、どうしてもそうさせてくれない…
『潮騒』に『金閣寺』、そしてこの『美しい星』。
文体だけ見れば同じ三島先生の作品なのだけれど、純愛に退廃にSF…と並べてみると、本当に同一人物の作品なのか、怪しみたくなるほどの、天才ぶりだなあ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学・評論
- 感想投稿日 : 2017年8月23日
- 読了日 : 2016年10月5日
- 本棚登録日 : 2016年10月5日
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