古典「とりかえばや物語」に関する考察。男と女の入れ替わりを筆者の専門分野である心の面から捉えるのはもちろんだが、他の芸術や文学、科学的分析も含めて「男と女」について述べられている。
読み始めてオペラ「アラベラ」が頭に浮かんだが、きっちりとホフマンスタールが書いたR・シュトラウスの「アラベラ」の妹の事例も出てくる。
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- 感想投稿日 : 2012年12月1日
- 読了日 : 2012年11月28日
- 本棚登録日 : 2012年11月28日
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