地上げ屋を殺めて服役した行介が経営する珈琲屋のお客さん達の人間模様。浮気して離婚した幼馴染の冬子への恋愛感情も絡めて、暗い世間話ばかりでやるせない気持ちになるけど、心は掴まれた。
「すきま風」は忘れられないストーリーになった。
全編、揺れ動く人の気持ちと、人を殺めた行介の手を見つめる視線が現実的でドキュメンタリーのようだった。
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- 感想投稿日 : 2022年12月7日
- 読了日 : 2022年12月7日
- 本棚登録日 : 2022年11月13日
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