先日読了した『自律神経が整う時間コントロール術』で紹介されていた「3行日記」が思った以上に効果的だったため、3行日記用のノートを用意しようかと考えた。
どうせノートを用意するなら、手帳術のような本も読んでおきたいと思い、手始めに手に取ったのが本書。
本書では「手帳を続けることは『なんでも書けること』とし、
・書く分量を制限されない
・書く内容を選別しなくていい
・あとから検索しやすい工夫
・1日のタスクに集中できて、タスクを完了したかどうかチェックできる構成
を要点として挙げ、なんでも1冊のノート・手帳に書き込むよう推奨している。
読了後、だいぶ前に使っていたシステム手帳を引っ張り出し、朝一番に「その日にやるべきことのチェックリストを作る」を実行。
その後、日々の記録や思いついたこと、読書中のメモなど、なんでもこのシステム手帳に記入するようになった。
また、「タスクに(5分(10分)といったふうに、おおよその所要時間を加えておけばタスクに取り組む前向きな気持ちを呼び起こすことができる」という記述も大いに役に立った。
これを参考に、面倒な家事などの所要時間を1作業ごとに計測。するとダラダラ漫然とやっていた家事がキビキビと片付くようになった。
どちらかというと主婦・主夫・在宅ワーカー向けの書籍かも知れないが、手帳術・ノート術のようなものに全く触れたことのない私には充分有用な1冊だった。
そして本書で紹介されていた、『情報は1冊のノートにまとめなさい』という書籍にも興味を持った。こちらも近いうちに通読しておきたい。
- 感想投稿日 : 2017年12月26日
- 読了日 : 2017年12月24日
- 本棚登録日 : 2017年12月21日
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