読んでから知ったのだが、筆者は詩人だった。
どの話も、静かに進んでいるようで、扱われている感情は非常に濃い。あっさりしているようでいて、皮膚に直接迫ってくるような力があった。小説を読んでいるんだけど、自分の夢の中にいるような気分にさせられる。久しぶりに好みの作家に出会った。
「女房」「つの」「花火」が特に良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
短編集
- 感想投稿日 : 2012年5月4日
- 読了日 : 2013年4月22日
- 本棚登録日 : 2012年5月4日
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