ことば汁 (中公文庫 こ 55-1)

著者 :
  • 中央公論新社 (2012年1月21日発売)
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本棚登録 : 159
感想 : 26
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読んでから知ったのだが、筆者は詩人だった。
どの話も、静かに進んでいるようで、扱われている感情は非常に濃い。あっさりしているようでいて、皮膚に直接迫ってくるような力があった。小説を読んでいるんだけど、自分の夢の中にいるような気分にさせられる。久しぶりに好みの作家に出会った。

「女房」「つの」「花火」が特に良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 短編集
感想投稿日 : 2012年5月4日
読了日 : 2013年4月22日
本棚登録日 : 2012年5月4日

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