Step-1 自分が反応し、すねているものを探す
周囲に起きる出来事を使って「本当の原因」を探します。自分の周囲に起こっている「嫌な出来事」「見たくない出来事や他人の言動」を書き出します。
Step-2 言いたい言葉をまとめる
それらの人や出来事に対して「要するに」何が気になるのか、何に腹が立つのか」という「言いたい言葉」にまとめてみます。
Step-3 その言葉を言えなかった場面を探す
その言葉を一体いつから言いたかったのか、いつから言えなかったのか、子どもの頃にあった出来事で、その言葉を言いたかったけれど、言えなかった出来事を探します。
※ここからはオプションです。状況によって必要のない場合があります。
Step-4 「当時の相手のイメージ」に不満を吐き出す
その出来事が特定できたら、当時、言いたかった、言えなかった言葉を当時の相手の姿にぶつけます。すっきりするまでぶつけます。
Step-5 当時の相手を「特別に」許す
その相手を「上から目線」で許します。
「許してやるよ、特別に」など。
Step-6 嫌っている子どものころの自分に不満をぶつける
言えなかった子どもの頃の自分を嫌ってる場合があります。その頃の自分をイメージして「文句」を言います。
Step-7 そのころの自分を許し、抱きしめる
さんざん文句を言ってすっきりしたら、子どもの頃の自分のことを許してあげます。「怒ってごめんね、嫌ってごめんね」など。
このようにして、自分の過去の「残ってる怒り」「残ってる悔しさ」を昇華させることで、はじめて癒しのステップが訪れるのです。
場合によっては怒りでなくて「やさしさを伝えられなかった後悔」が残っている場合があります。
はっきりと「ありがとう」と言えなかったなどです。
また、相手の姿に向かって言いたい事をぶつける時には、ソファーや布団に向かって軽く丸めたタオルなどを投げると効果的です。
体を動かす事で、不思議と忘れていた思い出がどんどん出てきます。
- 感想投稿日 : 2015年3月15日
- 読了日 : 2015年3月15日
- 本棚登録日 : 2015年3月15日
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