2011年3月11日に東北を襲った巨大津波は、動植物の生態系も激変させた。著者は復興がままならぬ中でこんなことをやっていていいのだろうかという苦悩を抱えながら写真を撮っていたという。皆が人の被害に気をとられていて物言わぬ生きものたちに目を向ける余裕がなかったときに、記録をきちんと残しておくことは必要なことだと思う。改めて違う観点から今回の災害のことを考えることができたいい本でした。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ブルーバックス
- 感想投稿日 : 2012年6月12日
- 読了日 : 2012年6月12日
- 本棚登録日 : 2012年6月12日
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