5編の短編集。
若い世代の登場人物が、「光待つ場所へ」と、階段を1歩踏み出す話が連なる。
どの話も過去作とのリンクが強く、具体的には、
「冷たい校舎の時は止まる」、「ロードムービー」
関連が3話。
「スロウハイツの神様」関連が1話。
「凍りのくじら」、「ぼくのメジャースプーン」、「名前探しの放課後」関連が1話。
(「ぼくのメジャースプーン」をより楽しむのに「子どもたちは夜と遊ぶ」)という感じ。多分。
最初の話「しあわせのこみち」は、単体でも楽しめるが、それ以外は関連作の読了後に読むべき作品。その方が、この作品をより深く堪能できるから。
多恵さん郁也と理帆子、椿や秀人、環たちにまた会える喜びや優しさが満ちていました。
…スゴロクもあと1作品を残すのみ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月16日
- 読了日 : 2023年9月16日
- 本棚登録日 : 2023年9月10日
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