黒猫の遊歩あるいは美学講義

著者 :
  • 早川書房 (2011年10月21日発売)
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本棚登録 : 1335
感想 : 216
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別の本からこの作者を知り、手に取ってみたのだが、登場人物が講釈垂れる系のミステリーは好きなので、かなり楽しめた。美学で謎を解き明かしながら愛を語るのが憎らしい。ポーの作品は実はあまり読んでいないが、それでも面白く思えたので、読んでいればもっといろいろ感じることができただろう。メイン二人の今後の関係も気になるところだし……というか、何だ最終章のあの種明かしは。やばすぎる(笑)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内:ミステリー
感想投稿日 : 2021年4月8日
読了日 : 2021年4月8日
本棚登録日 : 2021年3月18日

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