主人公は中学生なのに性の対象として見られることにあまり違和感がなさそうだとか、妖魅のオスがそろいもそろって万年発情期気味なセクハラ野郎だとか、パンジーを花束にするの難しくないかとか、雪が思ったより素直でフレンドリーになるの早かったなとか、そもそも文章が微妙にぎこちないとか、いろいろ突っ込みたいところはあるのだが、それを吹き飛ばすくらい面白かった。作者の好きなものを詰め込んだのがよくわかり、それに一緒に乗れたからかもしれない。ハリポタもRDGも耳をすませばも異類婚姻譚も好きなら、楽しめるのではないかと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内:ファンタジー・幻想系
- 感想投稿日 : 2021年5月27日
- 読了日 : 2021年5月27日
- 本棚登録日 : 2021年5月23日
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