ある事情から公爵家で侍女として働くことになったジゼル。彼女の仕事は公爵邸の三男シリルの目覚めを見守ること!?魔法技師で魔術師のシリルは身に着けた魔法具の影響なのか寝起きの時に姿がどこかに消えてしまうというのだ。消えてしまったシリルを一刻も早く見つけ出すため、ジゼルは屋敷内を駆けずり回ることになる。そんな日々に慣れ始めた頃、ジゼルはシリルが寝起きの時に消えてしまう原因を探ろうと動き始めることになるが…。
予想以上に面白かった!
シリルが寝起きに消えてしまう理由とか、ジゼルに執着してくる理由とかが分かり始めると一気に面白くなった。あと猫とか梟とかモフモフの動物たちが要所要所に出てくるので可愛らしくて堪らない。猫可愛い~!
そしてジゼルとシリルを取り巻く登場人物たちが増えていくごとにますます面白くなっていったな。王道かと思いきや暴走しまくる騎士様とか、腕力ですべてを黙らせる父とかww最後の戦い?が可笑しくて可笑しくて。
来月2巻が発売されるとか嬉しすぎます。1巻の続きの話でしょうか。ジゼルたちが主人公じゃなくても2、3冊、本が出せそうなぐらい濃いキャラクターたちが揃っているのもこの話の魅力だと思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
一迅社アイリス文庫
- 感想投稿日 : 2016年1月31日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2015年12月20日
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