日本の歴史 (8) 蒙古襲来 (中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2004年12月10日発売)
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遥かなるジパング島、禅か、法華経か、文永の役、弘安の役、「神国日本」、得宗専制政治、遍歴の僧団、漂泊の文芸、一味同心する農民たち、地頭と領家の対決、分裂する天皇家、御家人制の破局、悪党横行、「主上御謀叛」、楠木合戦、鎌倉の最期

一番記述が多い人物の一人に日蓮大聖人。
但し、悪意が目立つ。
「竜の口の光の玉なんて信じられるか」的な。
(実話なのだが。)

一遍の踊り念仏ツアーでは、時折、自殺者が出る。
「今日はとてもいい天気で雲が綺麗だなあ。よし死のう」みたいな。
日本の自殺の多さと念仏は関連している。
(「無間地獄の業因」と説かれる由縁。)

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感想投稿日 : 2021年9月1日
読了日 : 2021年9月1日
本棚登録日 : 2021年9月1日

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