本書のタイトルは採用基準だけど、真のタイトルは「リーダーシップ」だと思う。本書は、採用基準≒重視するのはリーダーシップ、という分かりやすい構図になっている。日本人が捉えるリーダーシップの考え方とは異なる。面白かったのが、日本人は、リーダーシップがある人が、トップになるのではなく、トップになる人がリーダーシップを求められる体制になっていること。なるほどと思った。重要なのは、個人一人一人のリーダーシップ、リーダーシップの総量で、組織の考え方の基本が変わる。リーダーシップに成果主義が伴うのも納得した。私自身の職場は、上司への忖度もあるし、組織への貢献度が仕事の評価にも繋がっている環境。まずは、個人のリーダーシップを重視する考え方にシフトしていきたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス・経済
- 感想投稿日 : 2024年2月2日
- 読了日 : 2024年2月2日
- 本棚登録日 : 2024年2月2日
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