美女入門 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2002年3月21日発売)
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本棚登録 : 561
感想 : 60

美女入門は、少しでも努力して頑張ろう、というのがコンセプトで、女がいかに美しく、魅力的になっていくかを林さんなりに指摘しようというものであるようです。

『〝美人服〟を買った』という項目で「少女の頃から女であることの自覚と作戦を充分練ってきた人」とあって林さんのそう言った表現の仕方が好きです。

90年代後半にananに掲載されたものとあり、当時私は小学生。今読むと時代を感じられるのでそれも面白いと思います。そう言った意味で一番面白いと感じた項目は『遙かなり、メイク道』でした。コーゲン堂。

「女はキレイじゃなければダメ。キレイじゃなければ生きていたってつまらない。このキレイというのは、何も生まれついての美人というわけじゃないんだ。センスを磨き、腕を磨き、体も磨いている女のことを、私はキレイなコと呼ぶ。」

「手抜き一分、イメージ一生」

「美人に会っても決してめげない。少しでも得るものをもらい、明日への糧とする反省こそ、向上心につながるものである。」

美女になるために努力したいなと思える一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年10月9日
読了日 : 2021年9月26日
本棚登録日 : 2021年9月16日

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