「仕事を任される人」になる5つのルール

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  • 大和出版 (2013年9月14日発売)
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感想 : 7
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『感想』
〇「私は悪くない」これを言いたくなる気持ちはわかる。でも仕事の失敗って個人の責任ではなく組織の責任、それが体現されている職場かどうかで対応が変わってくる。

〇個人責任を追及していないのに本人が責められていると感じている場合、上司の疲労感はすごい。本人を守ろうとしているのにそんな態度取られたらね。勘違いしてはいけないのは、責任はとれずとも反省はして次に生かすことを部下に求めるから、そこは理解してほしい。

〇組織が上司が責任をとらず、本人に押し付ける場合も現実にはある。こんな場合は黙ってそれを受け入れることはないが、うまく立ち回らないといけない。これは新人では無理なので、良い組織なら周りがサポートしてあげないと。

〇個人に責任を取れって話は、失敗現場から遠いところにいる人が言い出すんだよ。そしてこれは本人が対象というだけでなく、その上司を陥れたいという感情からきている場合もある。

〇人間生きてりゃしなきゃいけない我慢は山ほどある。でもそれは心をすり減らしてまでするものじゃない。もちろん収入を失ったりとか、誇りを失うという結果を伴うかもしれない。それでも支えてくれる人が家族であり友だし、我慢しない方が未来につながるなら無理するなよ。

『フレーズ』
・いい我慢とは、我慢のあとに見える未来が明確な我慢であり、悪い我慢とは、我慢すればするほど、心がすり減るように感じる我慢だと考えています。(p.127)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2022年8月5日
読了日 : 2022年8月5日
本棚登録日 : 2022年8月2日

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