何年か前に話題になったリリーさんの著作。
ドラマも映画も見たことがなかったので、手にとってみました。
小説というか、リリーさんの自叙伝です。
オカンが東京に来てからの生活をつづったあたりから、急激に物語が生き生きしてきたように感じました。
私には家があって、家族が住んでて、それがあたりまえでした。だからこそ、「ボク」と「オカン」が「自分たちの」家を、わたしたちのHOMEと言えるような場所を手に入れたときの無意識な安心感は、どれほどだったんだろうなって思いました。
家族を、家族がいる「家」を、もっと大切にしたいなって思いました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本の小説
- 感想投稿日 : 2011年1月22日
- 読了日 : 2011年1月22日
- 本棚登録日 : 2010年12月31日
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