東京タワー―オカンとボクと、時々、オトン (新潮文庫)

  • 新潮社 (2010年6月29日発売)
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本棚登録 : 4213
感想 : 351
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何年か前に話題になったリリーさんの著作。
ドラマも映画も見たことがなかったので、手にとってみました。

小説というか、リリーさんの自叙伝です。
オカンが東京に来てからの生活をつづったあたりから、急激に物語が生き生きしてきたように感じました。
私には家があって、家族が住んでて、それがあたりまえでした。だからこそ、「ボク」と「オカン」が「自分たちの」家を、わたしたちのHOMEと言えるような場所を手に入れたときの無意識な安心感は、どれほどだったんだろうなって思いました。
家族を、家族がいる「家」を、もっと大切にしたいなって思いました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本の小説
感想投稿日 : 2011年1月22日
読了日 : 2011年1月22日
本棚登録日 : 2010年12月31日

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