河原で女性の死体が見つかった。顔を酷く殴られ、歯が折られていた。警察官である汐崎正義は、かつて離婚した母が死んだことで10年離れて暮らしていた妹と一緒に暮らすことにした。妹にはもはや自分しかいなかったからだ。女子高生の妹優羽は料理も上手く気も回り、けれど元気な女子高生だった。賑やかな妹に手を焼きつつもその事件の捜査に加わることになり張り切る正義だったが捜査は難航し……。
うーん悪意〜!主人公がいい人である必要はないし、野心があるから事件の捜査も進むんだけど、あまりにも誰も彼も好きになれなくて辛かった……事件に謎があるわけじゃないからどちらかというと警察小説って感じだけど、全体の筋立ては凝ってて面白かったかな。最終的に周りのことも見直して警官としてちょっと成長してくれるのかなって思って読んでたからラストはびっくりしたけど、これまでの描写を思えばさもありなん、と納得。今後も計画を練るって何の計画かな〜ってついにやにやしてしまったぞ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年11月11日
- 読了日 : 2017年11月11日
- 本棚登録日 : 2017年4月14日
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