21世紀の英会話

著者 :
  • マガジンハウス (2013年8月29日発売)
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感想 : 26
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この本は、近年急増しているオンライン英会話と、セブ島留学について書かれています。実際に高城さん達がセブ島に出向いて、スクール等の調査をしたり、たくさんのオンラインスクールを実際に体験して書いています。

この本の良いところは、高城さんという常に世界中を飛び回っていて、生きた英語ができる人が、英語教育について判断しているところです。世の中に溢れている情報は、英語ができない人が、英語をマスターするために体験した情報ばかり。そういった人達では、客観的な判断は下せないのです。そういった点からも、非常に価値のある1冊だと思います。

英語教育というのは、非常にお金のかかる教育なのに、そこにお金を注ぎ込んでも、全然英語ができない日本人。しかし、技術の進歩で、場所や時間の制約を受けずに格安でレッスンが受けられるようになった。さらに、韓国が国の発展のため、力を入れた英語教育。セブ島留学は、韓国が作り上げた画期的な英語の勉強方法。この2つの新しいシステムで、今まででは考えられないくらい、低コストで超効率的に勉強ができるようになりました。

この恩恵を受けて、ひとりでも多くの日本人が世界に飛び立ってほしい。これこそが、高城剛さんの本当の思いでしょう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年8月29日
読了日 : 2013年8月29日
本棚登録日 : 2013年8月29日

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