人の善性に信頼を寄せるあまり、物事が見えなくなることは往々にしてあると思う。
そんな軟弱な理想じゃ、酷薄な現実をすくい取れない。
そこでこの先生は感情論とか理想論とかを妄言と言い放ち、理論というナイフで切った貼ったの大立ち回り。
いじめとなるとナイーブになりがちな論者とは対極的でおもしろかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
新書
- 感想投稿日 : 2013年2月28日
- 読了日 : 2013年2月28日
- 本棚登録日 : 2013年2月28日
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