現代に神話が現れるとしたらこうなる、という物語。神様が数学と無関係だなんて思わない方がよさそう、両方とも地球に存在してるしね…前者は感性の中に、後者は生物の中に。
わたしは数学からきしダメですが、Qの話を聞いておもしろそうって思いました。数学は世界システムかあ…。
富安さんは古典と理科と宗教を混ぜてこねて焼き上げる天才です。天ツ神を細菌と同じって言いきるのこの本くらいだよ。
お猿のお迎えといえば日輪と猿の切っても切れない関係ですね。猿田彦とか日吉丸(豊臣秀吉の幼名)とか。仲間集めってことは富安さんは現代の天岩戸をやるつもりだろうか…。
名前が大切な役割を果たすのは古典ファンタジーの鉄則。アレイは稗田阿礼からとったのかなと思ったら自称ですがその方が能力高まってそうだし、春来も本来の読み方になったらとんでもない力を発揮するし。
ヒカリの能力は次巻かな。音楽はあらゆるもののなかで最も善なるもので常に正しいと、ダイアナ・ウィン・ジョーンズさんがどこかに書いてたっけ。
続きカモオォォン!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
児童書
- 感想投稿日 : 2015年9月1日
- 読了日 : 2015年9月1日
- 本棚登録日 : 2015年9月1日
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