お恥ずかしながら、ソーンダイク博士シリーズの長編を読むのは本作が初めて。電子書籍も含めて積読本はそれなりにあって、最初の長編『赤い拇指紋』も持っているのだが、代表作の一つと言われているこちらを先に読んだ次第。(訳者の渕上さんによる、ソーンダイク博士短篇全集が近々刊行されることも理由の一つ。)
恋愛エピソードが時代がかっているのは、まさにその通りなのですが、途中までは話の本筋より、むしろそちらの方が気になってしまいました。
本作で取り上げられるエジプト学も興味深かったけれど、やっぱり面白かったのは話の本筋。丁寧なロジックがいいですね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
フリーマン
- 感想投稿日 : 2020年3月19日
- 読了日 : 2020年3月2日
- 本棚登録日 : 2016年11月12日
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