機械生命に蹂躙される人類ってなわけですが、それでも生き残る為に人類が取る様々な手段がある種のテクノロジィ退化をもたらしてしまっているという設定が、よいボディブローとなって後々効いてきます。
有機生命と機械生命をそれぞれトップダウンとボトムアップで作っていくとどこが平衡点になるか、という考えを想起させる面白い作品だったと思います。
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カテゴリ:
海外SF小説
- 感想投稿日 : 2005年5月6日
- 本棚登録日 : 2005年5月6日
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