『蟹工船』の小林多喜二の母の一生を、本人が語っているかのような文章で三浦綾子が小説にしたもの。以前に買っておいた本だがなかなか開けなくて、台風でやっと読めた。
実際に読んだらとても読みやすく、「おしん」のような少女時代、こども達を育てているとき、ラストの多喜二が亡くなる様子など、「母」の視点から淡々と描かれていた。
同じ母として共感できるところ、真似したいところなど多々あり、読んでよかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2015年7月16日
- 読了日 : 2015年7月16日
- 本棚登録日 : 2015年7月16日
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