宇宙零年 (ハヤカワ文庫 SF 305 宇宙都市 1)

  • 早川書房 (1978年8月1日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 2
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人類の外宇宙への進出を可能にする、「反重力」および「抗老化薬」の二つの技術の開発を、それを黒幕として推し進めんとする政治家、計画に偶然巻き込まれることとなった軍人、そして現場の実験主任者の三者の視点から描く。
登場人物が何のために働いているのか最後まで明らかにされず、結末では驚かされた。あとで考えればタイトルやシリーズ名がネタバレであったがすっかり忘れていた。
宇宙進出の基幹技術の開発を描いたSF作品はあまりなく、その意味でも興味深い作品である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2011年12月17日
読了日 : 2011年12月17日
本棚登録日 : 2011年12月17日

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