挑戦的なタイトル。ボラーニョの中では読み易かった。最初のヒトラーに娘を抱かれて喜ぶ女性詩人などはまだ笑えたが、次第に不穏な人ばかりに。思想の不穏当さと作品の出来はリンクするんだろうか。ラストに語り手としてボラーニョが姿を現した時はドキッとした。ナチズム信奉者にはやはり人命軽視の風潮がありそうだ。
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- 感想投稿日 : 2015年8月8日
- 読了日 : 2015年8月8日
- 本棚登録日 : 2015年8月5日
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