自分も昔、『深夜特急』で旅への夢を膨らませた時期がある。
約3ヶ月、夢見たヨーロッパを一人で放浪した。
帰ってきたら書店にこの本が並んでいた。
すぐに購入した。
しかし書棚の背表紙だけを眺めるだけで数年が経った。
気づけば深夜特急の主人公よりも、ひとつ年上になっていた。
久しぶりに一人旅に出た。
一泊二日、ずいぶん短い一人旅だった。
バックパックにこの本を詰めて。
旅には適齢期がある。
その年齢でしかできない旅がある。
読書も同じである。
深夜特急に影響を受けて長旅に出るには、
時間もお金も限られている。
それでも、今の自分にしか得られないものを、
この本から感じることができたと思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2013年5月14日
- 読了日 : 2013年5月11日
- 本棚登録日 : 2013年5月14日
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コメント 1件
yuzlogさんのコメント
2013/05/23