映画化もされたヒット作なので
話の大筋は知っていた。
乙一らしい読み易さ抜群の文章。
盲目の女性と、
彼女の家に息を潜めて忍ぶ
殺人容疑のかかった男。
2人が根の所で共通した暗さを持ち、
次第に心を通わせていく様は
温かい気持ちにさせてくれた。
このまま不思議な心の交流を
描くだけでは終わらないだろう
とは思っていたが、
期待していた以上のミステリ展開が
用意されていて
なんとなく読み始めた分、
読後の満足度は高かった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
●ミステリ
- 感想投稿日 : 2017年2月6日
- 読了日 : 2017年2月6日
- 本棚登録日 : 2017年2月5日
みんなの感想をみる