ホーキング 虚時間の宇宙―宇宙の特異点をめぐって (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2005年7月21日発売)
3.28
  • (0)
  • (17)
  • (35)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 181
感想 : 18
3

虚時間、という不思議な魅力的なタイトルに惹かれて読み始めた。結局”虚時間”はいまいち理解できなかったが、著者によれば”虚時間と宇宙無境界仮説は、科学史の1ページに載って、やがては忘れられる存在になりそうだ”とのことで、定説にはなっていないようでそこはあまり理解しなくても良いのだろう。その他ホーキングの人生や位置づけ、逸話やファインマン経路積分などの周辺の物理学の解説が豊富で良かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 物理
感想投稿日 : 2021年9月19日
読了日 : 2021年9月15日
本棚登録日 : 2021年9月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする