ソウルケイジ (光文社文庫 ほ 4-3)

著者 :
  • 光文社 (2009年10月8日発売)
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本棚登録 : 9841
感想 : 799
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内藤和敏として妻・息子を事故に遭わせてしまい、
高岡賢一に生まれ変わり三島耕介を育てる
その全てを知る戸部真樹夫を殺し一生を終える

読み終えて1番感じたのは
人を殺しているのに、同情する気持ちだった
高岡賢一に生まれ変わらなかったら、こんなに苦しまなかったのではないか
過去をネタに脅し続けた戸部真樹夫のせいでこんな人生が出来てしまったのではと心底同情した

身体の切断の描写が生々しくグロいが面白い

姫川を取り巻く環境は騒々しい割には変化なし
今回は日下との絡みが多く、お互いを認めてはいるものの相容れないというやり取りが面白かった

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年7月23日
読了日 : 2023年7月23日
本棚登録日 : 2023年7月17日

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