以前読んだ著者の「花まんま」がとても印象に残っています。この本で「泣けるかな」と思って購入。昭和48年から50年代の巨大団地に住む人達の悲しい話がメインの短編集。ホロリときます。前の小学校でイジメられ、友達を作ることに臆病になっている男の子が不思議なものに助けられる「遠くの友だち」。「私の妻を返してほしい」と言ってきた男の悲しい人生とその正体に驚く「秋に来た男」が印象に残りました。
読書状況:読み終わった
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ベストセラー
- 感想投稿日 : 2016年6月20日
- 読了日 : 2016年6月20日
- 本棚登録日 : 2016年6月20日
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