イノセント・ゲリラの祝祭 (上) (宝島社文庫 C か 1-7)

著者 :
  • 宝島社 (2010年1月8日発売)
3.37
  • (164)
  • (428)
  • (693)
  • (157)
  • (27)
本棚登録 : 5025
感想 : 318
4

面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
出版形態の面で問題が多すぎた前3作(ナイチン、螺鈿、ジェネルー)を終了して、ようやく「バチスタ」本来の続編が登場した、という感じ( ´ ▽ ` )ノ。
変人・陰謀・私利私欲( ´ ▽ ` )ノ。
組織(役所、病院)VS理想に燃えるヒーロー、という図式がはっきりしてきて、フジがテレビ・映画化したがる理由が分かった( ´ ▽ ` )ノ。「踊る」「海猿」とおんなじ構図だもんね( ´ ▽ ` )ノ。

ムダな文章がかなり減ってきたし、空疎なウケ狙いも控えめになってきたし、小説としての完成度もグンと上がった( ´ ▽ ` )ノ。

またエーアイ話か……と思わなくもないけど、これはもうドーソン作品すべての共通テーマなんだろうな、と割り切ることにした( ´ ▽ ` )ノ。
結局、これを訴えたくて小説を書いているんだろうから( ´ ▽ ` )ノ。

2016/01/25

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年1月25日
読了日 : 2016年1月25日
本棚登録日 : 2015年5月9日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする