アクセル・ワールド6 ‐浄火の神子‐ (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA (2010年10月7日発売)
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本棚登録 : 1205
感想 : 47

ラスボスクラスのキャラクターがいきなり大挙登場。新しい設定も出てきつつ、前巻からの伏線も継続……と雪だるま式に話のボリュームが増えていく。

で、次にどういう展開が来るんだろ?
というのが、ますます気になる。

で、3巻での「1冊でエピソードが終わるとは限らないよ」の布石が効いていくる。もっと言うと、「5巻は1冊で終わったよ」の布石もあるので、本当に残りページが少なくなっても、どういう着地するのかが見えてこない。いろいろ上手い。

そんな中で、最初のやられ役かと思っていたアッシュ・ローラーがしっかりシルバー・クロウのライバルポジションに納まってるのも良い。

他のキャラも含めて、出てきたキャラを使い捨てにしてない感じに好感。

あとはとにかく正調のジャンプ王道バトル物的な展開が熱い。この巻のクライマックスでハルユキ(=シルバー・クロウが一瞬の逡巡の後に、決意を決める場面は、心の中で拳を握った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2019年8月25日
読了日 : 2019年8月25日
本棚登録日 : 2019年8月25日

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