ラスボスクラスのキャラクターがいきなり大挙登場。新しい設定も出てきつつ、前巻からの伏線も継続……と雪だるま式に話のボリュームが増えていく。
で、次にどういう展開が来るんだろ?
というのが、ますます気になる。
で、3巻での「1冊でエピソードが終わるとは限らないよ」の布石が効いていくる。もっと言うと、「5巻は1冊で終わったよ」の布石もあるので、本当に残りページが少なくなっても、どういう着地するのかが見えてこない。いろいろ上手い。
そんな中で、最初のやられ役かと思っていたアッシュ・ローラーがしっかりシルバー・クロウのライバルポジションに納まってるのも良い。
他のキャラも含めて、出てきたキャラを使い捨てにしてない感じに好感。
あとはとにかく正調のジャンプ王道バトル物的な展開が熱い。この巻のクライマックスでハルユキ(=シルバー・クロウが一瞬の逡巡の後に、決意を決める場面は、心の中で拳を握った。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年8月25日
- 読了日 : 2019年8月25日
- 本棚登録日 : 2019年8月25日
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