木地雅映子さんの作品は現実世界の中から突然跳躍して別の世界へ飛ばされたようなインパクトを受ける作品が多い気がします。
「氷の海のガレオン/オルタ」を読んだときも似たような感覚を覚えたのですが、この作品を読んでより強く感じました。
主人公の人格の中に影があり、その影の中には木地雅映子さんの人格が宿っていて、突然物語にその影が登場し読者へ問いかけてくる、そんな印象を受けます。
読書をしてて中々味わえないような独特な世界観が気になる方に是非おすすめする一冊です。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月22日
- 読了日 : 2023年6月23日
- 本棚登録日 : 2023年6月18日
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