予想外のユーモア、カップル(夫婦)のすれ違う物悲しさ(まさに夕暮れという時間がしっくり来る)が、入り混じった、大人の小説。カズオ・イシグロさんってこんなお話書かれる方なのですか!是非他も読んでみたい、と思いました。
5つの短篇のうち、「降っても晴れても」には大いに笑わせられた。「夜想曲」も面白かったし、最後の「チェリスト」は、不思議な余韻が残る。Barでお酒飲みながら読みたい一冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2021年11月3日
- 読了日 : 2021年11月3日
- 本棚登録日 : 2021年11月3日
みんなの感想をみる