「占いは『信じる』べきではない」、「世界と私たちのつながりを、星占いという奇妙な道具は、そっとつなぎ直す力を持っているのかもしれません」という作者の言葉に、そのフェアな姿勢、そっと後押ししてくれるやさしさを感じた。
水瓶座の性格について、するどくそしてやさしく解きほぐしている。
なんだか「理解してもらえた」という気がした。
特に、「あなたが必要としているのは、孤独による疲労や苦しみをあたためてくれる存在であって、孤独そのものを消し去ってくれる誰か、ではない」のところ。
頼る、依存する占いではなく、理解され把握することで確かな一歩を踏み出すための占い、だと感じた。
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- 感想投稿日 : 2015年10月12日
- 読了日 : 2015年10月12日
- 本棚登録日 : 2015年10月12日
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