1950年、英国ケント州生まれ。エセックス大学、ダラム大学で社会学を学ぶ。グラスゴー大学、カナダのアルバータ大学で教鞭を執ったのち、英国ランカスター大学で文化史を講じる。現在、アルバータ大学名誉教授としてカナダを拠点に研究に従事。邦訳書に『社会とは何か』(D・フリスビーとの共著、恒星社厚生閣)、『資本主義とモダニティ マルクスとウェーバーによる知的探険』(晃洋書房)がある。1990年代後半よりボヘミアの文化史研究に力を注ぎ、19世紀のチェコを対象としたThe Coasts of Bohemia: A Czech History (1998)に続いて2013年に本書を刊行。アメリカ歴史協会主催のジョージ・L・モス賞、チェコ文学研究所主催のF・X・シャルダ賞を受賞したほか、2013年『フィナンシャル・タイムズ』紙の「ベスト・ヒストリー・ブックス」に選出された。現在、「プラハ三部作」の締めくくりとなるPrague: The End of History(仮)を執筆中。
「2018年 『プラハ、二〇世紀の首都』 で使われていた紹介文から引用しています。」