ポール・B.プレシアドのおすすめランキング

プロフィール

ポール・B.プレシアド(Paul B. Preciado)
1970年生まれ。スペインのブルゴス出身の哲学者。トランス・クィア活動家、キュレーター。ニューヨークのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチでジャック・デリダとアグネス・ヘラーに師事した後、プリンストン大学建築学科で博士号を取得。早くからトランスを自覚していたが、30代半ばからテストステロンを用い、外科手術をともなわない「緩やかなトランス」を開始。2015年に出生時に与えられたBeatrizの女性名でなくPaulを名のるようになり、2016年には戸籍上の性も「男性」に変更したが、ノンバイナリーなトランスの立場をとる。フーコー、ドゥルーズ、デリダの思想をハラウェイのサイボーグ・フェミニズムと接続し、現代の先端テクノロジー状況(先端生殖医療、サイボーグ技術、遺伝子工学、コンピューター技術、メディア技術、新薬理学、等々)におけるセクシュアリティをめぐる生政治・生権力の問題を、トランスジェンダー、クィアの立場から鋭く論じる。ニューヨーク大学やプリンストン大学の招聘教授を務めたほか、バルセロナ現代美術館、ソフィア王妃芸術センター、LUMA Arlesのキュレーターを務め、前衛的な性芸術や性文化の創造・普及の現場でも活躍している。未邦訳の著作に Pornotopia:an essay on Playboy’s architecture and biopolitics(Zone Books, 2014). Un appartement sur Uranus:Chroniques de la traversée(Grasset, 2019), Dysphoria Mundi: La révolution qui vient(Grasset, 2022)、ほか。

「2023年 『テスト・ジャンキー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ポール・B.プレシアドのおすすめランキングのアイテム一覧

ポール・B.プレシアドのおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『あなたがたに話す私はモンスター』や『カウンターセックス宣言(叢書・ウニベルシタス) (叢書・ウニベルシタス 1149)』や『テスト・ジャンキー: 薬物ポルノ時代のセックス、ドラッグ、生政治 (叢書・ウニベルシタス 1162)』などポール・B.プレシアドの全3作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

あなたがたに話す私はモンスター

55
4.00

感想・レビュー

相変わらずプレシアドの強靭な精神力と度胸に度肝を抜かれ、しみじみと魅了される。 フロイト学を信奉する集団の前に一人立ち、本著に記載されているような精神分析... もっと読む

カウンターセックス宣言(叢書・ウニベルシタス) (叢書・ウニベルシタス 1149)

43
3.25

感想・レビュー

途中から意味不明…いや最初からだったかも… p.29 私たちは、性の単一言語使用で育てられているのだ。性の単一言語とは、私たちが社会的な工作物として知... もっと読む
全3アイテム中 1 - 3件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×