水林章のおすすめランキング

プロフィール

1951年生まれ。上智大学名誉教授。著書に『幸福への意志――〈文明化〉のエクリチュール』(みすず書房 1994)、『ドン・ジュアンの埋葬――モリエール『ドン・ジュアン』における歴史と社会』(山川出版社 1996)、『公衆の誕生、文学の出現――ルソー的経験と現代』(みすず書房 2003)、『『カンディード』〈戦争〉を前にした青年』(同 2005),『モーツァルト《フィガロの結婚》読解――暗闇のなかの共和国』(同 2007),『思想としての〈共和国〉[増補新版]』(共著、同 2016)ほか。訳書に、J-M・アポストリデス『機械としての王』(同 1996)、D・ペナック『学校の悲しみ』(同 2009)ほか。自著の日本語への翻訳は本書が初となる。

「2021年 『壊れた魂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

水林章のおすすめランキングのアイテム一覧

水林章のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『壊れた魂』や『思想としての〈共和国〉: 日本のデモクラシーのために』や『学校の悲しみ』など水林章の全17作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

壊れた魂

83
4.50

感想・レビュー

 存在を知って、これは読まねば!と直感的に思った一冊です。小説部門で、これ程までの傑作は久しぶりです。芸術の域に達している、文章も筋も美しく完成された一冊... もっと読む

思想としての〈共和国〉: 日本のデモクラシーのために

58
4.56

感想・レビュー

 教育基本法が改正されて、その後教育現場は何も変わっていないというので、日々の安穏の生活に戻り、子どもを追いかけまわしているあなた。突然総理大臣が辞めてし... もっと読む

学校の悲しみ

45
4.50

感想・レビュー

社会 教育 もっと読む

書物から読書へ

42
3.50
水林章 1992年5月16日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

2011 1/6 一部読了。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。 フランスにおける読書(あるいは「読み」)の歴史と現在、その具体的な形態と意味を明らかに... もっと読む

日本語に生まれること、フランス語を生きること: 来たるべき市民の社会とその言語をめぐって

25
4.50
水林章 2023年9月20日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

こわれた魂の著者、水林章氏による日本の政治の腐敗が日本語にあるとするエッセイ。社会が言葉を作り、言葉が社会を作るとすれば両者は相互補完的であるので、単に日... もっと読む

『カンディード』<戦争>を前にした青年 (理想の教室)

23
3.25
水林章 2005年7月9日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ナボコフとはまた違った雰囲気だが、これはこれですごく面白い。文学から読み取ることの是非はどうあれ、自分でもこういう読解ができるようになりたい。 もっと読む

コレクション・フランス語 7

23
3.14
田島宏 2002年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

系推薦図書 総合教育院 【配架場所】 図・3F開架  【請求記号】 850||TA||7 【OPACへのリンク】  https://opac.lib.t... もっと読む

思想としての〈共和国〉[増補新版]――日本のデモクラシーのために

22
3.00
レジス・ドゥブレ 2016年6月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

【内容紹介】 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm/360頁 定価 4,536円(本体4,200円) ISBN 978-4-622-07998-9... もっと読む

機械としての王 (みすずライブラリー)

18
4.20

感想・レビュー

『機械としての王』 原題:LE ROI-MACHINE 著者:ジャン=マリー・アポストリデス 訳者:水林章 【版元】 四六判 タテ188mm... もっと読む

ドン・ジュアンの埋葬: モリエールドン・ジュアンにおける歴史と社会 (歴史のフロンティア)

17
3.67
水林章 1996年9月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

いきなり個人的な話(奥さんとその妹さんの関係とか)からはじまっててやばい本なのかと思ったけど、フランスの結婚制度の歴史とか扱ってて、意外に広がりがあるおも... もっと読む
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