魚住陽子のおすすめランキング

プロフィール

魚住 陽子(うおずみ ようこ)1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校札業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補など。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』などに作品を発表。2004年、腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。著書に『奇術師の家』(朝日新聞社)、『雪の絵』、『公園』、『動く箱』(新潮社)、『水の出会う場所』、『菜飯屋春秋』(ともに駒草出版)がある。2021年8月に腎不全のため死去。

「2022年 『夢の家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

魚住陽子のおすすめランキングのアイテム一覧

魚住陽子のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『菜飯屋春秋』や『水の出会う場所』や『夢の家』など魚住陽子の全14作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。
※同姓同名が含まれる場合があります。

菜飯屋春秋

127
3.15
魚住陽子 2015年6月10日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

同郷だというのに全く知らない作家さんでした・・・。 いやまさか、これほどの力を持った作家がこれほどまでに日の目を見ないでいるなんて! 地元の本屋さんに... もっと読む

水の出会う場所

61
3.40
魚住陽子 2014年9月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

3編収録。どれも繊細だが大変読み応えのある話だった。静かに穏やかに染み入ってくる場面、激情のうねりに読み手の心まで引きずり飲み込もうとする場面、様々な側面... もっと読む

夢の家

45
4.00
魚住陽子 2022年6月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

色彩にあふれてるのに 花の名にあふれてるのに 魚住陽子の薄緑のモチーフは冥色と幽闇へと溶けてゆく タイトル作は苦手だが、ほかの作品「シェード」「萌木色のノ... もっと読む

奇術師の家

25
3.29
魚住陽子 1990年3月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

絹糸のこまかな雨にくるまれながら夢をみている奇術師の家。そこに住まう女は鳥になって飛び立とうにも羽は失われ、蝶になって羽ばたこうにも翅は破れてしまっている... もっと読む

半貴石の女たち

21
2.50
魚住陽子 2023年12月19日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

離婚を経験した達子が、婦人服メーカーから派遣されていたデパート勤めを辞めた際、これといった特技もキャリアもないことを心配した元同僚が勧めてくれたのがアクセ... もっと読む

動く箱

17
3.13
魚住陽子 1995年11月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

魚住陽子氏の「動く箱」(1995.11)を読みました。動く箱、雨の箱、流れる家、敦子の二時間 の4話が収録されています。雨や水に関わる物語、水に流されたり... もっと読む

坂を下りてくる人

17
4.00
魚住陽子 2023年8月21日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

魚住陽子さんはひとのあわい、空気のあわいを掬い取って描く作家だったんだな どの作品を読んでも風や水の匂いがする 色が際だつ 『人間が考えているほど青い色に... もっと読む

雪の絵

16
3.75
魚住陽子 1992年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

小川洋子さんのエッセイでか書かれていて、気になった作品です。小川作品と似た空気を感じました。ひたひたと静かに、心が沈み込んでいく感覚です。深い紺に染まりま... もっと読む

公園

11
3.60
魚住陽子 1992年8月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

あの人は今日も来ている。 様々な立場の視点で公園のあの人のことを推測し  その存在がそれぞれの中で大きくなっていく。 あの人って本当に存在していたのだろう... もっと読む
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