- Amazon.co.jp ・洋書 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9780061091315
感想・レビュー・書評
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カード氏好きな自分がなぜか持っていなかった本。この間古本屋で日本語訳を見つけ、何やらその年の何かの大賞に選ばれた、とか書いてあったので悔しいので読みました。日本語訳の方の解説が某モルモン教の女優さんなのがちょっと面白かったです。(が、その関係に気付くまでなんでだろう?としばし考えてしまった)
この小説の一番良くない点は一番ミステリアスで面白い点を本の裏側に書いてしまっている点ではないでしょうか。
つまり、We actually know Stevie's imaginary friends are the missing boys!!(before reading this book)
この事実を本文では大体5分の4位まで読み進めないと判明しないのですよ。ジリジリしてしまいましたよ。
後、正直自分、お父さんの仕事の話はどうでも良い… 結局本筋に関係あったのかなあ…?嫌味な上司と問題ありまくりの同僚と。だから?と。
だってじゃあ仕事辞めたらもっと家族に、彼の長男坊にもっと注意がいくかと思ったらそうでもないし。
お母さんだって…妊婦だし、長男が家族が必要なら正直宗教活動よりそちらを優先するべきでは?とか思ってしまうわけです。無宗教の自分としては。
モルモン教を知らない人には読み進めるのが結構難しいかも… つまり自分にはちょっと難しかった点が多々ありましたよ。
夫婦の会話も長すぎる。いや、会話するのは別に良いけれどもそんなに大人二人で煮詰って喧嘩する位なら長男坊に一言二言真意を問えば?と言いたくなってしまう。
…つまり私はせっかちなんでしょうね〜
文句は言いつつ最後が気になって読み切りました。思ったんですけどキリスト教徒の助け合いの精神って素晴らしいですね〜
引っ越しのお手伝いとか困っている人に食事を届けたりとかいろいろと。自分も困ったらキリスト教に頼ってみようかしら、なんて不埒なことを考えました。
でもなあ…モルモン教はお酒もお茶もコーヒーもダメだって言うしなあ…そこがな…
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