とっても心配性なねずみの話。
小さいことも大きいこともなんでも不安に感じて心配してしまう主人公。
周りの大人たちは、心配しすぎだよ、大丈夫だよと声をかけますが何か起きなくとも、次なる不安がひきりなしに思い浮かんで余計不安になっていく様子も描かれています。
ですが、同じく心配性のお友達も出来、不安だらけの学校生活も2人で時間を共有しながら少しずつ慣れていきます。
HSP気質の方が読んだら思わず、幼少期を思い出しながらあるある!と共感してしまうと思います。
子供に読むために購入しましたが、自分も見入ってしまった一冊です。
結局不安というものはゼロにするのは難しいけれど、少しずつでも減らせていければ、主人公のような繊細な子も過ごしやすくなるのかな、なんて思わされました。