The Miserable Mill (A Series of Unfortunate Events, No. 4)

著者 :
  • HarperCollins
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本棚登録 : 26
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780064407694

感想・レビュー・書評

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  • 総語数:28699

  • 巻が進むごとに凄みを増すシリーズだ。レモニー・スニケットは、グロテスクな環境で孤立無援の状態にいる子供たちへ、どうやって生き延びたらいいのかを示している。一人きりでおびえている子供は、この本の中に、自分の気持ちを分かってくれる人を見つけられる。だから私は彼が好きだ。

  • 不幸本4巻目。
    早く13巻読みたいのですが、気が滅入るので
    少しずつ味わって(?)います。

    三姉弟妹は辺鄙な場所にある製材所の経営者に
    預けられます。
    発音出来ない名前の経営者Sirは、Count Olafが
    近づかないようにする代わりに三人に過酷な労働を強います。
    朝食抜き、お昼はガムのみ、夕食はベチャベチャのcasseroleのみ。
    一つの簡易ベッドに三人寝かされます。
    他の労働者も同じ労働条件で、賃金の代わりにクーポン券だけを与えられますが、
    実質は何も買えません。

    監督のFlacuntoは意地悪で厳しく、
    Klausの眼鏡を壊してしまいます。
    工場のすぐ前にある眼科医Dr. Orwellのところへ行った
    Klausは夜中にやっと戻って来ますが、
    朦朧としていて催眠術をかけられていました。
    翌日、Klausは機械の操作を誤り、
    同僚のPhilの足に大怪我を負わせてしまいます。
    ふとした瞬間に催眠術から覚めたKlausは
    再びFlacuntoに眼鏡を壊され、Dr. Orwellの元に
    行かされますが、今度はVioletとSunnyも同行します。
    Dr.Orwellのオフィスで起こったこととは・・・

    あらゆる物がCount Olafの目の形のtatooに見え、
    Sirの共同経営者で親切だけど頼りないCharlesや
    楽天的なPhilなど全員がCount Olafの仲間に見えてしまいます。
    今回は残酷さが増していて、最後の方まで
    Count Olafが現れなかったので、今までよりハラハラしました。
    Sunnyの活躍と親切な人がいたのが救いでした。

    また一休みしてから5巻に進みたいと思います。

    119books YL5.5 28,699words
    total 1,751,709words

  • 29,142 語

  • "A Series of Unfortunate Events"、第四巻です。

    図書館にリクエストを出していたんですが、
    長いこと届く気配がなく…前回から間が空いてしまったせいか、
    前巻でAunt Josephineの元を離れなければならなくなった理由を
    忘れてしまいました(爆

    なにはともあれ、今回Baudelaire姉弟妹の三人が預けられたのは、
    製材所…その名も“Lucky Smells Lumbermill”のオーナー。
    名前が難しくて誰も読めないため、通称“Sir”と呼ばれていたりします;
    ついでに、いつも吸っているタバコの煙のせいで、
    顔が隠れ、誰も彼の素顔を見た人はいません…。
    もうこの時点で、こんな人信用できませんよね;;(苦笑

    巻を増すごとに不幸度がアップしていて、
    もう幸せなシーンなんて皆無です…;
    いつものことながら、ここまで親切な人が使い物にならないと、
    読んでいる方は笑うしかありません(爆;

    それにしても、Count Olafも本当…色々な手を考えて来ます。
    子供騙しみたいな計画なのに、彼らの思惑通りに進んじゃうし、
    目的を達成するためなら子供にも容赦しない…
    とにかく今回も凄すぎました… :S

  • Series of Unfortunate Events4作目。 子どもがなぜか、労働をさせられてかなりひどい情況。「児童労働はいけないんだぞぉ〜」と叫んでも、ま、物語ですから。今度のCount Orafはすごかった。

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