Stardust

著者 :
  • Harper
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780380804559

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからSFか?と思って読んだら、フェアリーテールでした。Gaiman独特のユーモアは健在だけど、時々設定が安易に思われる箇所があって、緻密な伏線を描く他のGaiman作品とはちょっと違った気がする。英語は読みやすいです。

  • 終了日:2014・6・17
    友人との本の貸し合いで借りた一冊。
    映画版を数年前に見たからなんとなく話は覚えてたけど、原作は全く違った。良い意味で!
    完全に大人向けだった。バイオレンスとかな意味で。でも淡々とした文章のせいなのか、スルッと読めてしまう。不思議な感じ。色々ヘビーなテーマとかもあるんだけど、全体的にサラッとしてるから重くなりすぎず読みやすかった。
    映画みたいな劇的なクライマックスはないけれど(そもそも話が全く違う)、これはこれで納得がいく。

  • 映画となって上映されていた作品だが、映画館でポスターを見たかぎりではあまり興味が湧かず、映画は見なかった。後になって新聞記事で、著者がアメリカで有名なファンタジー作家で、日本でも全作品が翻訳されているほど人気があると書いてあるのを見て読もうと思った。オンライン書店で送料無料になる金額にするために加えた1冊。

    買ったことは後悔しないほどに面白かった。ストーリーに引き込まれて一気に読み終えた。人間と妖精の国の住人との間に生れた青年Tristranが、流れ星を探しに出かける。その星を持って帰り、好きな女といっしょになる望みをかなえるために。見つけた星は若い女で、空から流れ落ちたときに脚を折っていた。Tristran は、星であるYvaineを捕らえ、二人の旅が始まる。主人公の人柄に好感が持てる。いわゆる英雄ではなく、素朴な温かみのある人柄の青年だ。Yvaineは、はじめは自分を捕らえたTristranを憎むが、旅を共にするうちに彼の人柄にふれ、気持ちが変わっていく。彼が後に82代Stormhold領主になったとき「できるだけ少ししか決め事をしなかった。だが、その時にはその知恵は明らかではなかったとしても、彼の決定は知恵あるものだった」とあるのが、彼らしく良いと思った。

    著者は、色彩ゆたかな情景が目に浮かぶように書く名手だという。たしかに、男女の交わりと殺しのシーンのうちの一部も目に浮かぶように描写されていた。書評に大人のためのファンタジーとあったのを、なるほどと思った。

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