The Boy in the Striped Pajamas (Young Reader's Choice Award - Intermediate Division)

著者 :
  • Ember
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780385751537

感想・レビュー・書評

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  • とても短くて読みやすい小説。
    アウシュビッツ収容所にいる同い年の男の子と仲良くなる主人公。お父さんがヒトラーの下で働き、富裕層であるため、主人公は5階建ての家が自慢で、仲良い友達3人と遊んで楽しい日々を送っていたところから急に何もない町の3回建ての家に住むことになり、不満が溜まっていた。そんなある時に辺りを冒険していた主人公がフェンス越しの友達ができたことによって毎日充実していた。フェンスの中に囲まれた友達との生活のギャップに違和感も感じつつ、なんで一緒に過ごすことができないのかなどの疑問も持ちながら暮らしていた。
    主人公は純粋な心を持っていて、例え自分のために働いているメイドさんやウェーターだろうと周りの人を平等に接していて、お父さんや他の兵士たちが暴力的な扱いをするところが印象的だった。
    9歳なりの世界を理解しようとする場面や解釈がとても新鮮だった。周りの大人がごまかしていたり、様々な政治が行われていることが分かった。
    ただラストの衝撃が抜けない…

  • ブルーノ君のお父さんはナチス高級将校。何も知らない9歳の少年が覗いた強制収容所は……
    ぜひ、映画「黄色い星の子どもたち」も見てほしい。

  • 46556
    BrunoとShmuelという全く違う境遇におかれた少年が友情をはぐくむストーリーだが、その場所が強制収容所(おそらくアウシュビッツ)だったがために、物語は思いがけない方向へ向かう。chapter19は、まさか?まさか!と読みながら心臓がバクバクしてしまった。

  • 邦訳は未読。
    これは本当に夢中になりましたー。先が気になって…。
    そしてオチの衝撃度に1日軽くへこみました。

  • YL4.5  48,017語

    ブルーノはベルリンに住む9歳の少年。
    父親はドイツ軍人で、昇進に伴い、家族でベルリンを離れる
    ことになる。そこはベルリンとは比べ物にならないところで、
    ブルーノはベルリンに帰りたくて仕方がない。
    新しい自分の部屋の窓から見遠く見えたのは鉄線と同じパ
    ジャマを着た様々な年代の人々だった。

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