The Kind Worth Killing

著者 :
  • Faber & Faber
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9780571302222

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  • 面白いと聞いて前からチェックしていたけど、積読本になっていたサスペンスもの。でも過剰な期待が良くなかったのか、そんなに「おおお、確かに面白い!」と感じるまでに至らず…。

    出張先のロンドンからボストンへと帰る飛行機に乗り込む飛行機を待っている間、裕福な起業家Ted Seversonは赤髪を持つ美しいLily Kintnerという女性と出会う。お互いの秘密を明かし合うというゲームを続けるうちに、Tedは妻Mirandaが浮気しているのでは、という疑惑をLilyに打ち明け、冗談で彼女を殺したいと言う。Lilyはそれを冗談とは受け止めず、Mirandaを殺害する手助けをすると申し出る。 ボストン行きの同じ飛行機に搭乗した2人は距離を縮めていき、Miranda殺害の計画を練り始めるが…。というストーリー。

    さっと読んだ筋書きでは、"Suddenly these co-conspirators are embroiled in a chilling game of cat-and-mouse, one they both cannot survive . . . with a shrewd and very determined detective on their tail."とあったので、てっきりTedとLilyがお互いに殺すか殺されるかの関係になるのかと思っていたけど、実はLilyとMirandaが大学時代からの知り合い(当時同じ男と付き合っていた)で、まさかTedが死に、最後にLily対Mirandaの頭脳戦みたいになるとはね。その展開は面白いと思ったんだけど、Mirandaの浮気相手のBradがMirandaを裏切ってLily側につくだろうなというのは安易に予想出来たし、Lilyが最後にあまりに後先考えずに刑事を殺そうとした事に違和感を感じてしまったので、★3.5といったところかなぁ。でも、最後の最後で、父親からLilyに宛てた手紙の中で明かされた、Lilyの今後の運命が垣間見えるところでストーリーが終わるのは良かった。

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