The Sentence is Death: A mind-bending murder mystery from the bestselling author of THE WORD IS MURDER (Hawthorne, 2)

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  • Arrow Books Ltd
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  • Amazon.co.jp ・洋書 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9781784757533

感想・レビュー・書評

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  • こないだ耳読書したばかりの"The Word is Murder"の続編を、またまたオーディオブックで。実在の作家であるAnthony Horowitzが架空のキャラクターとして、癖がありまくりの私立探偵Hawthorneの殺人事件捜査について回る…という前回と同じパターンだけど、今回も2件の事件の真相が最後までわからないようにプロットが練り込んであるし、相変わらず他人の目を気にせず我が道を行くHawthorneのスタイルと(今作で彼が最初に登場するシーンが、古畑任三郎が自転車で現場入りするのを彷彿とさせる…)、前回と同じくそんな彼に翻弄されるAnthony Horowitzの姿が面白い(そして最後のお決まりのネタ。聴きながら思わず失笑)。ただのビジネスパートナーとして始まった2人の絆がちょっとずつ縮まってきている様子が観察出来るのも良い。謎が多いHawthorneの過去が今回ちょっと垣間見えたかな?と思う場面もあったけど、全貌は私が既にAudibleで先行予約してある、8月出版予定のシリーズ3作目ではっきりするんだろうなと今から楽しみ。

    前回と同じナレーターによる朗読だったけど、この人の各キャラクターの演じ分けが本当に上手くて、サイコパス的キャラはほんとに頭がイっちゃってるような、ぞくっとする喋り方だし、嫌味なキャラは本当に全身から嫌味がにじみ出ているような声色とイントネーションで演じられていて、思わず本の中に入り込んでぶん殴ってやりたくなるくらい(笑)次回もこの人がナレーターでありますように…。

  • 人気作家のアンソニー・ホロヴィッツが元刑事ホーソーンの担当する捜査に同行し、事件についてのドキュメンタリーとしてまとめる、という立て付けの小説第二弾。

    過去にケイビングで事故にあい、1人を亡くした 3人の男性。のこりの2人が同時期に死んで、事件が始まる。

    第一弾に比べると登場人物が多く、途中で関係者の一覧を書いて整理した。でも話自体はそこまで複雑ではなく、最後まで面白くサクサクいけた。

    事件のラストで「このオチか!」と笑ったけど。シリーズになりそうなので、次回もこのパターンだと面白いんだけど!

  • やっぱりおもしろい。正統派でありつつ現代的っていう絶妙なバランスがめちゃくちゃカッコいいんだよなぁ。次作も楽しみにしてます!

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