- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000022309
作品紹介・あらすじ
「良質な高等教育はもはや特権ではなくなった!」-ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学など、名門大学がインターネットを使って次々と講義の無料配信を始めた。全世界から集う受講生は700万人を突破。大学や企業は、受講生のビッグデータを分析して、教育方法を改善したり、人材の獲得競争を開始した。日本の大学や高校はどうするのか。無料オンライン授業の創設者から各地の利用者まで、徹底した現場取材を敢行した瞠目のルポ。
感想・レビュー・書評
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新聞記者が書くルポという形式だったので客観的な情報量の積み重ねによりいっそう面白く読めました。プログラミング言語の習得など分かるまで何度も繰り返して理解する授業がオンライン授業に最適であるイメージを持ちました。そして可能性としては小中学校の勉強でクラス内授業のペースについていくことが困難でゆっくり理解をすすめたい子どもたちに、補習教材として親子で自宅で受講したり、大学受験の試験対策として学習塾に通う経済的ゆとりのない子どもたちの自学自習のツールとしてといった範疇で利用が加速化していきそうな印象を受けました。
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とっつき易い解説書、入門書だ。
私も早速1つ受講を始めた。 -
CNN ee 2014/03号の特集記事でこの本のことを知った。
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オープンエデュケーションと言うトピックについて、インタビューを織り交ぜながら書かれた本。
世界のどこからでも中等教育高等教育を受けられますと言うような前半と、後半はそれが日本も含めて世界に広がりつつある中で、どのように活用されていくかの課題も含めて書かれている。
高等教育にオープンエデュケーションが利用される目的の1つは、今まで北米の教育にアクセスできなかった人が教育を受けられるようになること、また、自身の能力を示すことができるようになること。
ただ一方で、MITハーバードのように、いわゆる人気のある大学のシラバスや授業に収束させていくような流れもおきかねず、目的と手段を取り違えると大変なことになりそう。
英語を母国語としない人にとっては、英語と合わせて勉強すると言うモチベーションになってるのは間違いない。
一方、日本がと言うと言語の壁もさることながら、(当時はまだ2020年以降のようなYouTubeの広がりがないせいか)そこまで広がっていない。
この本が書かれたのは黎明期である2013年、約10年前。今jmoocのサイトを開いてみると、それほど講座数が増えていた。
自分の能力開発という観点もあり、英語版と日本語版、アカウントを作ってみようかと。
ちなみにこの本の著者は、トランプについてのラストベルトのルポジャーナルを出した金成氏。 -
教員推薦図書2013
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【由来】
・MediaMarkerのトップでの新刊本紹介で。
【期待したもの】
・eラーニングは一応自分のテーマの一つなんで。
※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。
【要約】
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【ノート】
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無料オンライン授業。夢がある。
教育形態を変えるかもしれない可能性、一方でビジネスにすることの難しさを抱えているなと改めて感じた。
JMOOCやカーンアカデミーを実際に見て見たが、授業も多く面白い!し、これからも利用してみたいと感じた。
(特にJMOOCはやりやすそう…)
実際のMOOCも受けてみたいが英語…
早く言語の壁を乗り越えたいし、本書にも書いてあるが英語を学ぶ理由ができた。 -
いや〜。これから波がきそうなネタですね。オンライン教育。しかし、どうやってマネタイズするのかが本当に肝だなあ。
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2013年の本。紹介されていた「manavee」は2017年現在、既に終了していた。ああ無常。
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