ヨーロッパ精神史入門: カロリング・ルネサンスの残光

著者 : 坂部恵

• 岩波書店 (1997年5月16日発売)

感想・レビュー・書評

[mickeymegujさんの感想 · 2019年9月8日]

デリダ，フーコー，レヴィ‐ストロースあるいはニーチェ，カントなど近現代の思考の淵源を中世に求める！　
25の講義からなる「入門」．

[arakanashiさんの感想 · 2012年10月14日]

すでに絶版となってしまっている、本。
オークションでやっと買えた。
東京大学の講義内容をまとめたもので、
私の大学でもこの本をイチオシしていた。
中でも、intellectus-ratio-sensusの序列をカントが逆転させている辺りは、一読するべき点。
もう亡くなってしまっているので、元気な時にこの方の講義を受けてみたかったと思う。